1、相手の訴えと発症の時期ときっかけ等を十分に聞く。
2、全身の観察、各種テスト
トレンデレンブルグ・SLR(ハムストリングの伸展)・内外パトリック
頸部の可動域(回旋・側屈・屈曲・伸展)
肩関節の可動域(屈曲・伸展・外転・回内回外)
頸部神経圧迫テスト(サービカルコンプレッション・牽引・胸郭出口圧迫)
3、痛みやしびれの発症原因を考察
神経根に由来するものか、胸郭出口に由来するものか、等々
4、筋肉と関節をどう考えるか。解剖学が必須。
前斜角筋 C3-6横突起前 ⇒ 1肋骨前
中斜角筋 C2-7横突起後 ⇒ 1(2.3)肋骨前外
後斜角筋 C5-7横突起後 ⇒ 2肋骨外側
※ 胸郭出口圧迫 斜角筋の起始停止の圧痛硬結を見つけ対応筋をストレッチ
小後頭直筋 環椎後結節 ⇒ 後頭骨下項内側
大後頭直筋 軸椎棘突起 ⇒ 後頭骨下項外側
上頭斜筋 環椎横突起前部 ⇒ 後頭骨(完骨穴)
下頭斜筋 軸椎横突起 ⇒ 環椎横突起後部
その他インナーマッスルに対して
僧帽筋 胸鎖乳突筋 菱形筋 肩甲挙筋 上肢筋 等
5、脈診(六部定位)
L 寸 関 尺(沈) 心(H) 肝(LV) 腎(K)
(浮) 小腸(SI) 胆(G) 膀胱(B)
R 々 (沈) 肺(LU) 脾(SP) 心包(HC)
(浮) 大腸(LI) 胃(ST) 三焦(TH)
6、Oリングテスト
脈診結果と手足要穴Oリングテストにて検証し 左右経及び虚実を決定する。
7、症状と経絡と筋・関節を総合的に見て取穴し施術後変化を確認し、有効無効を判断。
井栄兪経合 原穴 郄穴 兪穴 募穴 他
8、有効無効の判断は Oリングテスト 各種テストの再確認 症状の変化による。
0 件のコメント:
コメントを投稿